浅草仲店通りのきびだんご

きびだんごは餅米の粉を混ぜて求肥を作って小さく平な碁石形にし、黍の粉を混ぜて風味づけした餅菓子です。

岡山県の名産であり、漢字では吉備団子もしくは黍団子と書きます。桃太郎がお供の猿と雉と犬に分け与えたエピソードが有名です。携帯しやすいことから岡山からの旅人が全国に広め、江戸時代には浅草の仲見世できびだんごを販売していた記録が残っています。現在でも雷門から浅草寺の本堂へ続く約250メートルの浅草仲見世通りではきびだんごのお店があり、持ち手が長いので食べやすいと外国人観光客からも好評です。

テイクアウト用はお湯であたためて食べられるタイプになっており、あたためることで出来立ての味が再現できます。仲見世通りはきびだんご以外にも佃煮や人形焼、あんこ玉やどら焼、雷おこしや大学芋などたくさんの名物がある横丁です。出店営業は江戸時代の1688年頃から始まり、東京メトロ銀座線と都営浅草線、東武伊勢崎線の浅草駅から西へ向かって徒歩約3分の場所にあります。

きびだんご店など合計89店の店舗があり、観光客を意識して平成6年10月には全ての電柱を撤去して地中線化し、平成26年7月にはFreeWiFiを整備しました。毎年1月の大根祭りや4月第二日曜日に開催される白鷺の舞、5月には例大祭の三社祭や江戸時代の正月行事を観光行事として継承した流鏑馬など様々なイベントが開催され、付近にある公会堂では歌舞伎も鑑賞できます。

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