銘菓は時空を超えて!浅草で流行のきびだんご

桃から産まれた桃太郎。

シンプルなストーリーながら日本中の子供たちに有名な童話として知られています桃太郎はきびだんごを腰に携え、動物を従えて鬼を退治するというものであり、このきびだんごが「吉備(現代の岡山)団子」と表記されることなどからも、岡山では券を挙げて桃太郎を県のヒーローとして打ち出しています。

そのため浅草には特にきびだんごにゆかりはないのですが、江戸時代が下り東京が首都として賑わうにつれ、全国各地から名産品が流入するようになり、特に浅草周辺は江戸っ子の街でありながら観光客向けに昔ながらの菓子や細工といった販売を行う、独特のモダンな街並みを形成するようになりました。

そんな浅草で現在販売されているきびだんご、販売店の歴史自体は創業から15年ほどと老舗という感じは薄いのですが、このお店、実は江戸時代に行われていた実演販売の技術を参考にしており、数百年前につちかわれた菓子作りのテクニックに加えて更に現代人の舌に合うようにアレンジを加えているという見事な逸品と仕上がっています。

きびだんごの価格はおよそ一本60円ほど。店頭でのみできたてのものと本格的な抹茶を味わうことができるほか、おみやげとして購入することも可能です。観光で立ち寄った方も地元の方も、岡山から浅草へと長い旅をしてきた菓子に舌鼓を打ちつつ実演販売の見事な手並みを眺め、全身で文化というものを味わうというのも実に通なものではないでしょうか。

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